2012年11月1日木曜日

Fractale



「罪」を抱えた自分が何故生きているのか?幸せとは何なのか?家族とは何なのか?

誰しもが多かれ少なかれ心に問題を抱えていると私は思いますし、その問題を解消できるのはあくまで自分自身です。他人に頼る事も勿論必要ですが、あくまで自分から行動しないことには解決は有り得ないというメッセージが伝わってくる作品でした。

 なおメッセージ性もさることながら、非常に生々しく心を抉られる様な文章も魅力の一つでした。主に藤崎竜太さん担当のシナリオですね。極限状態の人間を描いた作品は私自身好きなものが多いので安定して(という言い方はおかしいかもしれませんが)楽しむ事ができたのでした。

みちる√で例外はあったものの基本的に現実に起こりうる物語を描いていたのでもし自分ならどうしよう・・・と妄想することも一つの楽しみになりました。ですが軍隊へは行きたくないですね...。


2012年10月4日木曜日

The Divinity




この世界の半分は、悪で出来ている――――――

という言葉の通りのGameでしたね。戦闘がメインな訳ではなく弁論がメインでしたが、分かった上で読むと問題なく進める事が出来ると思います。

主人公が絶対的正義ではないGameはやはり一風変わった面白さがありますね。この作品は主人公が捻くれており独特の思想だったので合うか合わないかで評価が凄く分かれると思います。
私は哲学的な禅問答も主人公の性格も共に好みだったので終始好意的に読み進める事が出来ました。

 Charactorは紅莉(CV:春乃伊吹)、鳴(CV:藤咲ウサ)、佳奈多(CV:鈴峰りお)が可愛かったです。 Hシーンも多数完備(鳴以外)。声優に関しては新たな好みが増えて嬉しい限りです。

Graphicは基本的には綺麗で雰囲気に合っていたと思います。無個性のように思えましたが、背景との相性を考えると良い感じに纏まっていました。

惜しいなと思った点は最終√の恋愛に至る描写が少し不足していたことや、 プレイ時間が少々冗長だった所ですかね。しかし後者はそれによりカタルシスを得ることの出来るという側面もありますが。


人は誰しもが"悪"であり、誰かの"悪"に触れた時、そこに闘争が生まれる。闘争による【侵蝕】で、『世界』は叫ぶ。反発する。修正する。

人と人が「生きる」という事。それは鬩ぎ合い。壊し合い。犯し合い。
そしてそれは、私の"悪"、あなたの"悪"。

 と、つまりそういうことですね。


2012年9月12日水曜日

The End of The Summer


 時間を捻り出してまとめてPlayして終わらせました。20時間弱ですかね、Voiceをしっかり聞くともう少しかかると思います。
 なかなか止め時が見つからず、ぶっ続けでしてました。久しぶりの感覚ですね...。

 さて今回はとある人を参考にしてReview風にしてみましょうか。
 
Story
2012. 9. 29――その日、世界は終わった。 
ツクツクボーシの声が虚しく響き渡り、誰もいない街に夏の終わりを告げている。 
もう僕にできるのは、最後の瞬間まで”彼女”と添い遂げることだけ… 
でもせめて、残った者の義務として―― 
この世界がいかにして終わりを迎えたのか、その経緯を伝えようと思う。 
僕と”彼女”が、確かにここで生きていたという証を。 
そして僕らの世界が終わりを告げるまでの、永遠にも似たひと月足らずの物語を。

これを見て何か感じるものがあればPlayするべきでしょう。
それにしても全て終わったあとだと感慨深い文章ですね。

ネタバレにならないようStoryを説明すると掲示板に書かれた「世界が終わる」という予言を阻止するべく皆で行動していく、といった感じです。もちろんそれだけでは終わりませんが・・・。

Character
千ヶ崎入莉(CV:みる)がすごく可愛い。庇護欲掻き立てられます。甘えてくるのが可愛すぎてもう.....。
あとは藤白柊(CV:桐谷華)の声がよかったですね。フリーザ様の台詞言う所は何回も聞いてしまいましたよ。
っていうか織塚がんばりすぎでしょ?こういうキャラは得てして不幸な立場が多い
Stage Effects
最後のアレのせいで涙が止まらなくなりました。予想だにしませんでしたね。
それとどちらかといえばSystemの方ですが、mixiを模したサイトやネット掲示板などがあり親しみやすかったです。

Music
re-birthが流れたときの状況もあり印象に残っています。
あとは演出的な意味でhappy birthday to…もですね。これはPlayした人の多くが思うことでしょう。AIRで言うところの青空的な立ち位置。
本編自体とは関係ないですが夏の終焉りのサントラが初回特典に付いていて本当に良かった。今も聞きながら書いています。

 まとめ
プレイ中に2回驚きで声が出ました。特に2回目には本当にやられました........
不満な点を上げるとすると、終盤で加速したあと、少し失速した部分があったことですかね。ですがそれは扱うテーマ的にも仕方なかったことだと思います。あそこで葛藤やすれ違いを描いておかないといけませんし。
とりあえず相当に面白かったことは事実です。2012年の上位に入って欲しい。
あっそれと、最初に誕生日を入れるんですがネタに走らず自分の誕生日にしておきましょう。

The end of the world, and happy birthday
When you make a vow to God, do not delay fulfilling it;for he has no pleasure in fools.
Fullifil what you vow. It is better that you should not vow than that you should vow and not fulfill it.

世界の終わり、誕生日おめでとう
神に誓ったならすぐに果たしなさい 愚か者は神に喜ばれません。
誓いを果たさないなら誓いなど立てるべきではない。


2012年9月2日日曜日

The Sun of Spring


タイトルに意味があるGameや作中の大事な場面でタイトルの言葉が出てくるGameは凄く好みです。

はるまで、くるる。

先へ先へと読ませる文章でした。
初めから謎が提示されていると進めやすいですね。

作中の引用もまた私好み。


三界の狂人は狂せることを知らず

四生の盲者は盲なることを識らず
  
生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く
  
死に死に死に死んで死の終りに冥し 
  

迷える世界の人々は、自分たちが迷っている事を知らない。 

あらゆる生き物たちは、自分たちが正しい目を持っていないという事を知らない。

何度も何度も色んな世界で生まれ変わったとしても、その原因が分からず、

何度も何度も色んな世界で死んでいっても、其れから後の事は全くわからないのである。



「生」は生きている間は知覚出来ないということなのではないでしょうか。
物事の本質は物事の渦中にいるのでは解らない、とも取れますね。
それでもループの中にありながら少しのヒントで構造を把握していった秋桜は凄い...
非常に上手く詰め込んでいたGameだったと思います。
作品構造や設定だけでなく演出にも感動させられました。感謝。

2012年8月23日木曜日

bumpy-jumpy!



時間を取れない自分に自己嫌悪を覚えながらもなんとか読み終わりました。

夏にうってつけのゲームでした。しかし"夏を前面に押し出している、夏の雰囲気を感じさせる"といった点では水夏やAIRの方が上でした。

それにしても正直な話、ここまで深く考えることになるとは思いませんでした。昔の自分と比べて、どこか思慮深くなったかもしれません。

美しい記憶の中で生き続けることは果たして幸せなのでしょうか。私はそれは仮初めの幸福感であり本当の幸せになり得ないと考えますが、実際は美しい記憶を追い求めてしまうのでしょう。
 
このゲームは考察ゲーだと思います。構造を知った上で見返してみると多くの発見があるので2周目が新たな楽しみです。


しばらく世界に浸った後は、新しいゲームをplayして小洒落た感想を書きたいです。しかし思考の言語化が上手くいきませんね。思ったことをもっともっとカッコいい感じで書きたいんですが。

自分が厨ニ病だと自覚している分、普段の抑圧がこういったところで解放されてます。後々見返すと恥ずかしくなる事は想像に難くないですがしっかりと記録しておきましょう。


2012年8月22日水曜日

Lollipop


自分含めて皆が楽しんでいる状況下で、自分だけ冷めてしまい少し離れた視点で見てしまう現象はとても悲しいですね。

ほんの少し前まで本当に楽しんでいたはずなのに、「何をしているんだろう?」と疑問が沸き上がって来る事そのものが不思議でなりません。

しかし考えてみると、やり残している事があるから芯まで楽しめないのか?と考えたりもします。
  私はしなければならない事は本当に追い詰められるまでやらないタイプ(今も現実逃避で書いてます)ですし。

するべき事をすればより楽しめる、と考えれば少しはモチベーションがUPするのかな、とも思いましたが、そんな事はありませんでした。面倒なことは面倒ですね.....。

怠惰に流れてしまうのを直したい、と幾度と無く思うのですが、そう考えるって事はまだ根は真面目なのかもしれません。とか考えてる時点でもうダメですよ。

2012年8月19日日曜日

anillo en el cielo


 少し更新していなかっただけで、何故か長らく放置していたような気がします。

今日は才能について適当に。

 誰しも開花されてないだけで何かの才能があるんだ、とよく聞きますよね。ですがそれを早く見つけないと意味のない状況になってしまうのも事実な訳です。

 しかも才能を開花させるといっても、それぞれの事柄をそれなりに時間をかけてこなさないと本当に才能があるかなんて分かりません。 即ち本気で取り組めることは限られてきます。
 
 自分の眠っている才能が何であったとしても、それを若いうちに気付いてそれを活かさないと無駄になってしまいます。厳しい。

多くの時間を費やした挙句、才能の壁に阻まれて涙を飲む人の気持ちが今なら痛いほどわかります。 本当に才能のある人は楽しみつつも実力をつけていくのでしょう。

「才能を努力で凌駕する」なんて、口にするのは簡単でも実行するのは本当に難しいですし、同じ結果を導く事でさえ手厳しいのが現状です。

Topの画像のせいでスポーツでの話のようになっていますね。スポーツを本気で取り組んでいる人にも同じ事が言えるのでしょうか。興味深いですね。



とどのつまり長く続けていても一向に上達の兆しが見えないと不貞腐れてくるということですよ。ぶーたれちゃいますよまったく。


出来る限りblogの内容に沿ったTop画像と曲を選択したいのですがなかなかそうもいかず...というか曲を決めてから書き始める始末です。統一感を出したいと思っていたんですがまぁいいでしょう。

2012年8月14日火曜日

Prometheus


 一つ自分にとって良くない事が起こると、他の良くない事も重なって起こるような気がしています。


 流れ、と呼ばれるものでしょうか。悪い流れを引き寄せているのかもしれません。そして、思考も良くない方向へと導かれてしまいさらに流れが悪くなるのかな、と。


 科学的に見ると全く根拠のない話ですが、 実際に自分の身に起こると説得力が増してしまいますね。これは幽霊などにも言える事なのでしょう。客観的に見て在り得るはずの無い事象が発生したとして、当人以外は有り得ないと評したとしても、当人は実際に体験している訳ですから。


 とはいっても、実際に発生したのか、当人の脳でそういった処理が行われ、体験しているように錯覚させられたのかは定かではありませんよね。


 つまり、究極的に言えば個人の主観感覚を司る器官を弄ると体験した事が無くとも追体験させることはいくらでも可能なわけですよね。私は脳科学や脳の構造について詳しくないので細かいことは解りませんが...。


 何が言いたいかと言うと。「事象は客観的に起こった事実であるが、それに付随する感情は個人の主観感覚によりコントロールが出来るのではないか?」と言う事ですね。

 人間の行動は感情に左右されてしまいがちですよね。感情を左右するのは主観的な感覚です。それを自在に操る事が出来れば.......?


と、言う事ですね。まぁ所詮は只の妄想です。一応備忘録代わりに。


2012年8月12日日曜日

The Clear Blue Sky


今更思うと完全に二番煎じだなと。新しいStyleを思いつき次第変更していきましょうか。

この画像が気に入ったので突発更新です。
 
La-naさんの絵は線の書き方が独特なので好きです。絵は完全に素人なので上手く表現できません...。


そういえば、DJMAXを初めてやったのですが視野が広くないと難しいゲームだと感じました。上のラインと下のライン両方見れないと辛いです。ただボタン配置を覚えるという手間がないので取っ付きやすいかも。


曲はosu!でMoonfragrance氏が多数作成してるのもあり知ってる曲が多いですね。 夜にPlayするのが良いと個人的に思いました。カッコいいし。


なんだかこちらのBlogの方が、システム的にも精神的にも書きやすいのでこちらの方でばかり更新してしまいます。こっそり書く感覚はたまらないですね。


実はFC2 Blogを始めた当初2週間ほど、osu!のことのみ書いていて誰にも告げず更新していました。ちょうどmodのDouble Timeに手を出し始めた頃ですね。結局なんだか寂しくなってしまい記事を削除した後普通に公言して再び始めたのですが.....。


そういった経緯もあるのでどれくらい続くのかは分かりませんが、あちらで書けないような事をこっそりしっかりと綴っておきましょう。



2012年8月10日金曜日

Harvest


Harvestは何度聞いても聞き飽きません。久しぶりの当たり曲ですね。ゲームも面白かったですし。
私は音楽は自分の中で良いと思って聞き始めてから、少し聞き慣れて歌詞を少し覚えてきたあたりが一番聞いてて面白いと思うんですよね。ですがほとんど歌詞を覚えたりしていても楽しめる曲がごくたまにあって快感です。まさにこれ。
 最近、というか結構常に思っているんですがよくTwitterなどで他の誰かに見られる状況で色々な会話できるなぁと。 これは自分自身軽い気持ちでTweetしていた時期もあったので反省するべきです。なんだかんだちゃっかり見てる人は多くいますのでね。私とか私とか

 ですが気軽に思ったことを発信する機会は重要かな、と思います。そういう意味でこの文章を書いてたりもしますね。
他の人がどうなのかは解りませんが、私の場合目的地への移動中や特にする事がなく一人で居る場合様々なことを取り留めも無く浮かんでは消えるように思考しています。そういったことを書ければ良いのですがすぐ忘却してしまい厳しいですね。日々の様々なことを記録しておくと、ふと見返したくなったときに便利なのですが...

 それとBlogを毎回書くときに使う最初の画像を探しておかないといけませんね。出来ればGameのCG以外で色々と見積もっておきましょう。


2012年8月9日木曜日

Judgment


極めて非生産的な生活の中で、少しでも生産的と思われる行動を取ろうとすると精神的苦痛が伴いますよね。非生産的であることそのものが自分の欲求であったにも関わらず、気付けば少しでも何か後で見返すことのできる積み重ねをしたいと思うようになるのをなんとかしたいですね。

自分の場合は2chやニコニコに費やす時間をアニメエロゲに費やさないと、とよく思考を巡らせるのですが、趣味活動でまで義務感が生じることはとても辛いですよね。私は新しく作品に手を付けるのを躊躇いがちです。というか消極的ですね。消極的な性格を直せば幸福感をより得ることができるのか?と自問してしまいます。

そして現在この文章を書いているのは現実逃避です。 嗚呼無常。
物書きを目指していた過去があるので少し小洒落た文章を書きたくなってしまうのは性ですね。所謂黒歴史なので恥ずかしい限りですが。といっても意識すると出来ませんね。こういう言い回しなどは考える前に勝手に出てきたのをそのまま書く、というのが最善なのでしょう。

 何か一つに飽きずに取り組んでそれなりのものにしたくとも、飽き性のためすぐ興味がころころ変わってしまって困ります。何故そういったことを考えるのかというとチヤホヤされたいんです。人の好意に接したいという欲求が強くなってきています。

 話が飛んですごい支離滅裂で分かりにくいですね。実は脳内での思考を言語化してみようかと思い心ゆくままに書き殴ってます。といっても面白くなく意味がよくわからないものは無視してますが。とにかく。分かったことは脳内での思考は泡のようで少し気を抜けばすぐに忘れてしまうこと、また時折閃きがあることですね。うまく応用して何かアイデアが出てくるといいですね。