2013年3月19日火曜日

e.d.i.t.


時折、今まで築き上げてきた関係をすべて壊してしまいたくなる衝動に駆られます。流石にすべて残らずとは行きませんが、その衝動のせいで後悔したこともしばしば...。

表層的な関係が増えたのも原因の一端かもしれませんが、こうして一人で過ごす夜に(書いている内に朝になってしまいましたが)思い出す事も多く、何時まで経っても成長しない自分に嫌気が差してしまいます.....。

最近、寝ている時の夢が辛い思い出のものばかりなのも相まって、精神的に不安定になりがちです。 もうこんな贅沢な時間は終わりだというのに、甘えに甘えた挙句駄目になってしまう・・・といった事態だけは避けたい所ですね。 冷静に考えると後悔することがまだまだ増えそうで、「どうしたものか・・・」と頭を抱えてしまいそうになります。

2013年3月16日土曜日

Hyena



「世界」は連続性を保っておきながらも、「世界」に属するものは何もかもが目まぐるしく移り変わってゆきます。想いも、願いも、希望も・・・全ては永遠性が保たれておらず、時と共に薄れていくのでしょう。しかし、その本質は変わりません。例え少しづつ想いが変わっていったとしても、過ごした時間そのものは確かにそこに在ったのですから。
時の流れと共に少しづつ変わってゆくこの「世界」で、変わらないものを見つけること、それと共に在ろうとすることは人の形を取り生きる者にとって非常に幻想的であり、甘美な贅沢であるということなのでしょう。

誰もが渇望する「生」。誰もが恐怖する「死」。
「生」の中で何を見つけ、何を思い、何を残し「死」へと向かっていくのか...。それは大切な人と共に過ごす喜びと、時間を積み重ねていくことの大切さなのでしょう。

自分の考えていることは、自分自身でも完全には理解できませんし、他人と寸分違わず共有することもできません。けれど、向き合い続ける事で見えてくるものもあるはず・・・と私は考えています。

こうした想いは幾度となく生まれてきたのでしょう。まるでハイエナが群がってくるように・・・と、かなり強引ですが締めておきましょう。どうしても満足いくように表現し切る事が出来ません。難しいものですね.....。

2013年3月13日水曜日

Special Day




あなたと出会った今日は 私にとって"Special Day"

Naomileさんの歌声はとにかく耳に優しくて聴きやすいと思います。まるでそっと囁かれているかのような歌声で、甘くゆったりとした気持ちになれますね。落ち込んだ時によく聞いて元気を出していました...。

Coverも多く歌っているのですが、そちらは原曲とはまた違った良さのある曲に仕上がっています。まるで波間に揺蕩っているかのようなゆらゆらとした感覚に陥ることができる曲が多いので、ぜひそちらも聞いてみてください。

余談ですがどうして知ったかというと、沖縄へ旅行に行った時に雑貨屋さんで流れていたのがきっかけです。そして何よりも、雑貨屋さんで流れていた曲をほとんど知っていた友人のおかげです...。本当にすごい。そのおかげでNaomileさんの曲を聴くたびに、旅行の思い出を振り返ることもできます。

2013年3月12日火曜日

Borderland


このblogで使う曲を探そうと色々な人に曲について聞いて回っていた所、「ヨルムンガンドは曲もいいしアニメ自体も面白い」と勧めて下さった方がいたので見始めました。そして気づいたら最後まで突っ走ってました。
銃を扱ったりしていてどことなくDirtyな雰囲気の作品は基本的に好きなので凄く楽しめました。銃撃戦や頭脳戦もあり、Battleの疾走感が非常に見ていて気持ちが良かったです。何よりOPがとても良い曲だったので全12話中1回もOPを飛ばさずに視聴することができました。

ですが本当に話が動き出すのは2期から・・・といった感じで終了したので、短い中でも纏まっている作品だと思い視聴した私は少し拍子抜けしました。ああいった終わり方は正直ずるいと思いますよ。見るしかないじゃないですか・・・。

そうそう。見終わってから気が付いたのですが、勧めてくださった方は2期のみ視聴していて、私は1期のみ視聴した形となってしまいました。どうりで話が少々ずれていると...

という訳で2期も見ていきましょう。それが終わったらPSYCO-PASS、絶園のテンペスト等沢山視聴したいアニメもあります。それに加えHGameも・・・。「しなければ」と思うことが増えてしまい、少々厄介になってきたかもしれません。

2013年3月11日月曜日

SNOW


ふと思い出したので「SNOW」というGameについて書いておこうかと思います。冬の間に書きたかったのですが、気が付いたら冬も終わりになっていました...。

所謂泣きゲーで、「CLANNAD」の次くらいに号泣した記憶があります。Playしてから2年経った今でもOPを聞いていると涙腺が緩んでしまいます・・・。桜花√がとにかく物凄かった。
Kanon,Airのパクリだとよく耳にしますが、確か制作スタッフにKeyの方がいたと聞いた覚えがありますので、正直な所好みの問題かと。私は「泣けるなら気にしない」というスタンスでPlayを始めて、最終的に満足できたのでよかったなぁ、と。

「はつゆきさくら」をPlayするまでは、冬のHGameと言えば断然SNOW・・・と思っていたことをよく覚えています。しかし多くの人に勧められるかというと、同じような日常が延々続いたり、似たような展開が続いたりすることも多いのであまり大手を振って勧めることができません。
因みにPlay時間ですが私は40時間程かかったような気がします。当時は不慣れでしたので定かではないですが、今までPlayしたHGameの中では「スマガ」の次に長いと思います。

今にして思うと、構成、設定、展開・・・どれもKeyのGameに酷似しているというのは確かです。ですがこちらはこちらで味がありますし、何より周りでPlayしたという声を聞かない(私が知らないだけかもしれませんが)ので、泣けるGameが好きならやってみて下さい。

2013年3月9日土曜日

∧ugΦEidEs


とりあえずは事態の収拾がついてきましたが、依然厄介な問題は残ったままだったり...
 ですが後日改めて対処する機会があり、一旦は置いておけるので一安心かなと。
 私はその状態が基本であったので、むしろ普通の状態の人達を見て「気を遣ったりして大変ではないのかな?」とも思ったりしたものですが、今にして思うとそれ自体が少しおかしいなと実感しますね。

しかし、後悔、若しくは怒りの感情があるかと言えばそうではありません。どちらかと言えば金銭的な面に関しての不満があるというか・・・。真っ当な職業で安定した収入を得る、という事は非常に重要だと何度も何度も噛み締めさせられました。

そうそう。携帯電話を買い換えることになったのですが、iPhoneに変更しようかどうか迷っていたり。その場合数ヶ月程待ってからの方が都合がいいのですが、なかなかそうもいかないようで。なんともタイミングが悪いですね。

契約Planや月々の金額等について全くの無知であるので、色々と調べたりShopで聞いてみたりしないといけません。それが面倒で買い換えなかったという事もあるわけですし...。いっそこのまま、ガラケーからガラケーに買い換えてしまうのも一つの手かも。なんにせよ、ただただ面倒です。

2013年3月7日木曜日

Bullshit!! Hard problem!!


さて、個人的に大好きなHGame,猫撫ディストーションについて書いていきたいと思います。
この作品を理解するにあたって、概ね二つの事を知っておく必要があります。

まずは「シュレディンガーの猫」について。
少しざっくりとした説明なので誤謬が生じるかもしれませんが、シュレディンガーの猫とはオーストリアの物理学者エルヴィン・シュレーディンガーが提唱した思考実験です。
まず、箱を用意してその中に猫を入れます。そしてその箱の中に放射性物質が発生する装置を入れておき、1時間放置します。この時1時間で放射性物質が発生する確率は50%、つまり箱の中の猫が生きているか死んでいるかはそれぞれ50%の確率となります。そしてここでは猫が生きている状態と死んでいる状態が重なり合っている、と解釈するわけです。
1時間経った時点で、すでに猫が生きているかどうかは決定されているとするか、箱を開けて観測するまでは決定されてはいないとするか、はてさてどちらでしょう?というパラドックスについての問いかけですね。
この問いに関しても描かれています。私自身は、「世界」は主観的であり、それに伴う「世界」の"事象"も認識できるのは主観に関わる事のみであるので、観測した瞬間に決定されると考えました。

さてあと一つ、「マクスウェルの悪魔」について。スコットランドの物理学者ジェームズ・クラーク・マクスウェルが提唱した思考実験なのですが、"熱エネルギーは必ず熱い方から冷たい方に流れる"という熱力学第二法則を覆す存在です。物凄くざっくりと説明すると、窓の付いた壁で仕切られた二つの部屋があって、その窓を開閉して分子を誘導する存在がいたら、勝手に熱い部屋、冷たい部屋が出来るじゃないか!といった話です(もちろん、この窓を開閉したりする分のエネルギーは無視できるものとしますが)。
この「マクスウェルの悪魔」がいると、エントロピーが増大しない(つまり、時間経過によって物質が変化しない)ため、物質の永遠性が保たれる・・・といった話になっていくわけです。

これらの話を踏まえておくと、非常に理解が早くなっていくと思います。ですが、私も未熟であり、解釈に間違いがあったり、この説明が正しくないといったこともあるので話半分で聞いておいて詳しくは自分で調べていただきたく思います。

また、勿論こういった難しい用語についてばかりでなく、哲学的要素やメタフィクション的要素等様々な言葉によっても構成されていますので、Playしていて心に残った台詞についても述べようかなと。
存在するとは、知覚されることだ。
私は認めない。我々は選べるはずだ。
言葉は神である。神は言葉で意味を与える事により、世界は生まれた。
全てのものはこれによって生まれ、それによらないものは一切ないのである。

他にも多くの哲学者の言葉や難しい用語も出てきますが、実際にPlayして確かめてみてください。

考えさせられるGameが好きであったり、哲学的だったり小難しかったりする話が好きならばお勧めします。ですが人を選ぶ文章ということは把握しておくべきだと思います。そしてPlayして私に教えてください・・・。


追記機能を使ってネタバレを含むことももう少し書こうと思ったのですが、今ひとつ使い方がわからなかったので反転を使ってごまかしておくことにします。
さて、ネタバレも含めて少し書いておきましょう。と言ったものの、理解しきれておらずまた上手く表現できないということで稚拙な文章になってしまうことは否めませんがお許しください。

まず樹の父である七枷電卓がシンクロトロン棟の実験室で行っていた実験は、世界の「観測者」であり「決定者」を作るための実験であったと私は思いました。特異点・・・つまりブラックホールを七枷家を中心として作り、重なり合った世界を樹が観測して「決定」させる、といった具合でしょうか。
琴子が存在する理由は、「一人の狂った人間の妄執が生んだ物理現象」と片づけられていましたが、娘を失うという「世界」に絶望した電卓が、「世界」に属する自分を否定したがために物語が始まったと思うと電卓氏の琴子を思う気持ちは本物であったと感動します。普段はちゃらんぽらんですが。
因みに特異点を発生させるための質量は余剰次元から持ってきたと思われますね。さすがにぶっ飛びすぎかと思いましたが・・・。
結衣の能力である「マクスウェルの悪魔」で、結衣の主観世界に遅い分子のみを残して、早い分子はどこかに飛ばせるでしょうからそれを利用した、と考えると自然ではあります。一応ね。

"観測者"であり"神"である存在。それを作り出すことにより世界の外側から思うがままに世界に干渉できるかもしれない。
では、始めよう。
ほんの気まぐれな思いつきで、鼻歌混じりに創造しよう。
神話や聖書の神がそうしたように……。
私の『世界』を創ってやろうじゃないか。

2013年3月6日水曜日

Searchlight March

"夢"は"夢"、"現実"は"現実"であり交わることはないと思うのですが、やはり希望に縋るのが人間という訳で。
私は夢に真まで浸かった事がないので夢はあくまで夢だと思えるのですが、夢に、そして甘く優しい世界に魅力を覚えてしまった人はその限りではないのでしょう。私にとっての虚構でも、真実となり得るほどの想いを抱えている・・・というのは、的確に言葉を紡ぎ解消させるのが難しいものですし、おこがましいのかもとさえ考えてしまいます。

ですがその一方、羨ましいという想いもわずかですが存在します。私はそこまで真っ直ぐになるのは難しいでしょう・・・。愚直に、真摯に、ひたむきに想いをぶつけることができる相手がいる事は単純に良いと思います。そこには虚構だの真実だのというものは関係なく、溢れる感情のみが存在していますから。

2013年3月5日火曜日

Apocalypse of Destiny

 少しでも自分に不都合があると逃避に走ってしまう、というのが私の中で習慣化されてしまっていることを改めて知覚してしまいました。自分ではもう少し耐え忍ぶ事ができると考えていたものの、思ったよりも私は惰弱で脆弱で虚弱でした。逃避に慣れてしまいましたし、真っ向から立ち向かう事はもう疲れてしまったというのもあります。

様々な出来事・・・というか非常に面倒な事が起こっているのですが、より抽象的に書き留める方がこのblogのstyleに合っているかなと思います。単に憧れて模倣しているだけなのでは、と頭の片隅で考えますが、なんというか自分の悪い面をこういった場で具体的事例を用いてあからさまに見せるというのにはとても抵抗を覚えてしまいます。「すでにバレバレですよ」と読んでいて貴方が思ったのなら、非常に恥ずかしい限りなのですがね・・・。

InputもしつつOutputの機会も増やしていますが、やはり語彙力が皆無すぎて辛いです。少し理解しただけでは自分で使っていくことは難しいですね。知識としては分かっていてもそれを伝えられないというか・・・
「識っている」と「知っている」の違いというのはつまりそういうことなのでしょう。
こうして気の赴くまま書いてみた文章を自分で見返してみると、同じことばかり言っていて中身が全くないと思ってしまいます。ですが自分の中で幾度となく考えたことなので既視感を覚えてしまうだけなのかも?以前に書き記した物なのか私の中で考えていただけの事なのか、最早判断が付きません。

2013年3月3日日曜日

Reason why XXX



佐咲紗花,ayami,凛 この3人のアーティストは私はとても好きですが周りであまりこのアーティストが好き、という話を聞かない人達ですね。私が他人の音楽の好みに疎いというのもありますが...
特に凛さんはlightのHGame以外での歌をほとんど知らないので仕方ないですが、広まって欲しい…と思いつつも人気が出たら出たで少し悲しい気持ちになるのでしょうね。

ここ最近こちらでばかり更新しているのは、日々のちょっとした備忘録として活用したいという思いもあったり。ですが思っているだけでは放置してしまう事は私の性格的にも火を見るよりも明らかなので、更新の頻度を上げることで自分の中での認識を大きくしておこうと考えたわけです。
そうする事で、忙しい日々に埋没しがちな、けれど大切であろう想いを少しでも拾っていけたらな・・・と、少々恥ずかしい事を考えてしまうのでした。

2013年3月1日金曜日

One Bullet That Changes The World


「護るべきは我が主、捧ぐべきは我が魂」

さて、一応PCもきちんと使えるのでPlay途中だった「BulletButlers」を読み終えたわけですが...
まずこの作品は、間口が広く燃え要素の多い作品として知られている個人的にも気に入っていた「あやかしびと」と同じ製作陣で作られた作品なのですが、結果としては「あやかしびと」の方が面白かった、と思いました。「あやかしびと」をPlayしてから一年程度の時間が経っているため、少し想い出補正が入っている可能性も否めませんが。

一番最初に読むことの出来るヴァレリア√が一番良かったと思います。これは私が燃えゲーをPlayする際は最初の方から順番に面白くなっていくもの、という認識をしているために最初は期待値が低く最後は期待値が高まりすぎていたからというのもあるかもしれません。あともう一押しがあれば評価は物凄く高くなっていたというくらいには愛着が湧いています。

この作品で本当に言いたかったテーマは、他のところでも言われていましたが"止まれない"という事なのかなと思います。頭では「本当にこれでよかったのか?」「今からでもやり直すことは出来ないのか?」「もっと上手なやり方はないのか?」と散々思っていても、一度進み始めたら何かにぶつかるまでは只々加速し続けて止まれない・・・という事は往々にしてあると思いますし、味方だけではなく敵側もきちんと描写がされており、このテーマを表現する事に関しては非常に真摯であると素直に感心しました。

しかし実際Playして面白くカタルシスを感じるものだったかというと少し物足りないな、と感じてしまいました。こういった系統のGameは時間が長くなるほどに期待度が増していくものです。ましてやBulletButlersは「あやかしびと」と比べるとシリアス部分や心理描写は多かったものの、些か戦闘シーンになるまでが長いと思わざるを得ませんでした。
音楽面に良さをあまり感じなかったのも原因かもしれません。Vocal曲ではED曲以外さほど魅力を感じることもないままでしたし、BGMも取り立てて良いものもなく悪いものもなく・・・無難ですがインパクトに欠けるといった感じでしょうか。つまるところ私の好みに合わなかったというだけかもしれないですね。

長々と書いてしまいましたが、執事にさして興味を持っていなかった私も少し興味を持つに至りましたし、文章力にはやはり流石だと思わざるを得なかったので、私自身が心から楽しめたと言えなかったのが残念でならないです。否定的なことも書いてしまいましたが、キャラも嫌いにはなれないし好きでありたかった…といった作品でした。


3/5追記:続編の、というかFD的扱いの「クロノベルト」をPlayすると、こういった疑問も解消されるほど爽快感を味わうことが出来、満足する事が出来ました。ですのであくまで「クロノベルト」のための前哨で、尚且つ楽しめればもっとお得・・くらいの気持ちでPlayするのがいいかもしれませんね。