In life, unlike chess, the game continues after checkmate人生はチェスとは違い、チェックメイトの後もゲームは続く。
というわけで、3年ぶりです。生きてます。
SNSやショート動画によって、文章力の低下を顕著に感じている今日この頃。
3年ぶりにまとまった時間が取れたため、「ふゆから、くるる。」という作品を遊びました。
四季シリーズと呼ばれており、同シリーズの「はるまで、くるる。」「なつくもゆるる」は発売当時に読了済です(内容はうろ覚えですが・・・)
■当時の感想
はるから、くるる。
なつくもゆるる
非常に難しく感じましたが、ある程度読み込んだことで自分なりに解釈することができたので、感想を書いておこうと思います。
あらすじと全体的な感想
あらすじ
外部と隔離された全寮制の学園。
──そこで生活するのは不死の少女達。
彼女らは大人になると同じ時間をかけて赤ん坊になるまで幼くなり、再び大人になるまで成長し再び幼くなる、というサイクルを繰り返している。
学園からの卒業条件はただ一つ。
外部で観察している何者かから天才だと判断されること。
その判断が下された瞬間、少女は卒業を認められて学園から姿を消すことになるのだ。
不死の少女達の平穏な学園生活は、とある殺人事件によって大きく狂い始める。
なぜ少女達は不死なの?
どうして成長したり幼化したりするの?
学園に閉じ込められてどのくらいの時間が経過したの?
どうして首を切断されても生き返ることができるの?
天才になれなかった少女はどうなるの?
外の世界はどうなっているの?
少女しかいない理由は?
男はどこにいるの?
死ぬって何?
生きるって何?
命ってなに?
なんのために、命、ってあるの?
──事件の鍵となるのは針。
とじ針。棒針。ミシン針。
絹針。つむぎ針。がす針。
ふとん針。洋服針。釣り針。
待針。Tピン。革三角針。
針に導かれて、不死の少女達が死んでいく。
(公式HPから抜粋)
思い出補正も入ってしまいますが、「はるまで、くるる。」の方が、ゲーム体験として終盤の畳みかけや感動が大きく、クリア直後の評価としては上に感じました。
また、ここ数年は解釈が比較的容易な作品に多く触れていたこともあり、クリア時点では内容の理解が不十分でした。
しかし、考察記事を読んだり、気になった部分を何度も読み込んだ結果、伝えたいメッセージや作品のテーマとしてはこちらの方が好みだなと感じました。
ライターの渡辺僚一さんは、未来への希望を感じさせる文章を書くのが非常に巧みだと思っているのですが、本作品では特に前向きな気持ちになれました。
総合すると、「万人受けする名作ではないが、宗教や死生観など本作品独特の要素が好みな人からすると怪作と成り得る」といった印象です。
詳細な感想については、ネタバレを含むので追記にて。
